某歌ロイドにはまった人がちまちま書いているようです。ブログ名で好きCPがわかる罠
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やった、やり遂げた……!
今日のうちに後編上がりました!やっふう!
いつもより長いかな……どうでしょう。
あんまり糖度高くならなかったです。管理人の中のぽるかの糖度は割とこんな感じかもしれません。
ダッシュで書いたせいで色々荒いですが、まあ、こんな感じ……
しかし書いている内にキャラ判らなくなってしまった……なじぇ(´・ω・`)
実はこれ後2,3本話しがあるという。書けるかわからないですが。
パーティーサイドはカオスになりそうなので…気力精神力があるときに。
カイメイサイドと年少組サイドは近いうち上げたいです。
というわけでがくぽ誕生日おめ!は続きからどうぞ!
にしてもこのタイトルってどうなの。
今日のうちに後編上がりました!やっふう!
いつもより長いかな……どうでしょう。
あんまり糖度高くならなかったです。管理人の中のぽるかの糖度は割とこんな感じかもしれません。
ダッシュで書いたせいで色々荒いですが、まあ、こんな感じ……
しかし書いている内にキャラ判らなくなってしまった……なじぇ(´・ω・`)
実はこれ後2,3本話しがあるという。書けるかわからないですが。
パーティーサイドはカオスになりそうなので…気力精神力があるときに。
カイメイサイドと年少組サイドは近いうち上げたいです。
というわけでがくぽ誕生日おめ!は続きからどうぞ!
にしてもこのタイトルってどうなの。
来年こそは
7月31日11時、山彦広場の時計塔前にて、桃色の髪の娘と菫色の髪の青年は、ばったりと鉢合わせした。
お互い、全く予期していなかった人物との遭遇に暫し開いた口が塞がらない状態だったが、先にがくぽが口を開いた。
「ルカ殿、奇遇でござるな」
「……あなた、どうしてここにいるんですか?」
口の端を上げて見せたがくぽに対し、ルカは若干半眼になっている。
実際、がくぽは心の内ではこの偶然を喜んでいたが、ルカの方はといえば驚きと戸惑いとで、所謂"頭の中が真っ白"という状態に陥っていたのだった。
「いや、拙者はカイト殿に呼ばれて……」
「あの青いのに、ですか」
そう呟いたルカの声は心なしか低く冷たく、何となく危機感を持ったがくぽは慌てて、しかし表には出さないようにして話を進めた。
「して、ルカ殿は何故に?」
「……っ」
途端に、ルカは過剰な程に頬を染めた。呆気にとられたがくぽの様子に気付いて、ルカは何故か慌てて弁明する。
「な、何でもないです!私は、ただ、めー姉様に呼ばれて……っ」
「メイコ殿に?」
「ええ!だからあ、あなたには関係な……」
ピピピピピッ
ルカの言葉を遮る様に、電子音が割って入った。
驚いて口を閉じ、はて誰が、と周囲を見渡しかけたが、2回目のコールで自分達の携帯電話の着信音であることに気付き、慌てて取り出す。
2人共半ば混乱していたためか、その時点では同時に電話がかかってくるという不自然さまで頭は回らなかった。
「「もしもし?」」
応答の声が重なる。
『あ、がっくん。よかった通じたー』
『もしもしルカ?メイコだけど…』
「カイト殿!?」
「めー姉様!?」
驚いた声も重なった。図らずも2人は顔を見合わせることになり、お互いにえもいわれぬ何かしらの"予感"がしていることを察する。
そんな2人の緊張をよそに、電話の相手は言葉を繋いでゆく。
電話から、カイトのどこか楽しそうな声音が発せられる。
『がっくん、ちゃんと待ち合わせ場所来てる?』
「う、うむ。カイト殿の姿は見当たらぬが…」
『そりゃそうだよ。でもルカがいるでしょ?』
「……は?」
至極当然といったカイトの口調に、思わず洩れた声が普段より相当低かったであろうことをがくぽは自覚した。
『それじゃあ、"折り入って相談"なんだけど……る』
「ま、待たれよカイト殿!」
がくぽはとっさにカイトの声に被せて制止をかける。心の準備などあるはずもないのに、この先カイトが続けるであろう言葉は如何せん重すぎる。
しかし、半ば懇願とも言える制止も、カイトはあっさりとスルーした。
『待たないよ?がっくん、ルカとちょっとデートしてきて』
まるでちょっと鉛筆貸して、と言っているのではないかと思うほど、カイトの口調は軽かった。しかしその内容はがくぽにはとても、重い。
「いやいやしかし何をいきなり……」
思わず赤面してしまった顔を見せまいと、がくぽはルカに背を向ける格好をとる。視界の隅でルカも姿勢を変えたようだったが、それに気を取られてはいられなかった。
電話口のカイトは相も変わらず楽しそうな口調で喋っている。
『いきなりじゃないよー?』
「だ、だいたいお主は待ち合わせといったではないか!」
『うん、確かに言ったけど。僕と、とは言わなかったよ?』
「……図ったのか。卑怯な」
『人聞き悪いなあ。嘘はついてないよ?』
「…………」
『あ、お夕飯までには帰ってきてね。あと、お昼はめーちゃんが手配してくれてるはずだから、ルカに聞いてみて』
「メイコ殿もグルか。だからあんなどっちつかずの言い方を……」
『まあまあ。じゃ、ごゆっくりー』
がくぽの返事を待たず、電話は一方的に切られた。しかしがくぽにはかけ直す気力もなかった。かけ直したところで言いくるめられるのは目に見えている。
唐突に訪れたデートの機会。がくぽにとって嬉しいことではあるのだが、未だ踏み込む決心がつかない今、これは好機と言うよりは窮地でもあった。
と、がくぽが溜め息を吐きかけたところで、ルカががくぽを振り返った。表情を見れば、何となく通じるものがある。
「……あなたも、ですか」
「うむ。お主も……か」
沈黙。しかしこうしていてもどうにもならないことはお互いにわかりきっていた。
「……仕方ありません。取り敢えず行きましょうか」
めー姉様がお店を予約してくれているようですし、とルカが渋々というように言ったのに、がくぽは頷いた。
◇ ◇ ◇
メイコに指示された店に向かいながら、ルカは無言でがくぽの前を歩く。がくぽは無言でルカについてくる。
気まずい沈黙は未だ2人を取り巻いている。いつもならこういう時でもにこにこと笑って話しかけてくるこの侍崩れは、今日に限って口を開かない。
現実逃避をするように、ルカは先ほどのメイコとの電話を思い返した。
『ごめんねー』
開口一番、メイコはそう言った。訳のわからないルカを置いてけぼりにして、メイコは喋り続けている。
『私、ちょっとそっちいけなくなっちゃってさ、買い出しは他に当てができたから大丈夫なんだけど』
「はぁ、じゃあ私は帰っても……」
『ううん、今そっちにがくぽいるんでしょ?』
電話の向こうのメイコはさも当然のように言った。言葉の意味を一瞬理解し損ねて、ルカは固まった。それから内容を理解して、今度は疑問符で埋まった頭で、必死に言葉を絞り出す。
「なんで……っ」
『カイトから。で、折角だし2人で行っておいでって思って』
メイコはやっぱりさも当然のように言った。今度はちゃんとすぐに意味を理解したルカは、しかし真っ赤な顔で口を開いたまま何も言えなくなった。
ともかくがくぽには赤面を見せまいと少し姿勢を変える。視界の端でがくぽも動いた気がしたが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
「ね、姉様、それっていわゆる」
『デートだって思えばデートねぇ。ま、どの道誰かががくぽの事ひきつけてなきゃだったし、呼びに行く手間も省けるし、いいんじゃない?』
「…………」
『というわけで、お夕飯までには戻ってね?早すぎても困るし』
「姉様、わざとですか?」
『んー、何が?あ、お店はそこから大通り通って右手の"ヨナタン"ってとこだから』
「………」
『あ、プレゼントは持ってるわよね?ちゃんと渡してから帰ってきなさいね』
「なっ、ちょっとねえさ…」
『じゃあねー、健闘を祈ってるわ』
そうしてルカの言葉を遮ったまま、メイコは問答無用で電話を切ったのだった。
と、そこまで思い返したところで、ルカは足を止めた。目的の店に着いたのだ。
ルカの後ろでがくぽが感心したように「おぉ……」と言ったのが聞こえた。
メイコのお勧めの店は、普段のルカなら目を輝かせて喜ぶような立派で落ち着いた佇まいのところだった。
けれど今はどうにも気持ちが盛り上がりきらない。心が妙に硬くなって落ち着かない、
それが、がくぽと一緒に居るせいなのか、うまく話せないせいなのか、ルカには判らなかった。
◇ ◇ ◇
食事は申し分なく美味しかった。レシートはウェイターが持って行ってしまったから、最初から支払はメイコ持ちということになっていたのかもしれない。
申し訳ない気もしたが、どの道後で会うことになりそうなので、その時にまた改めて、ということにした。
それに何より、いつにも増して不機嫌そうなルカがとても気がかりなのだ。
拙者は何か悪いことをしただろうか、とがくぽは思う。
「別に、あなたが悪いわけではありません」
ルカの言葉に、がくぽは一瞬何の事だか分らなかった。しかしすぐに、自分が声に出してしまっていたことに気づく。
普段なら、多少は救われただろう一言。しかし今日ばかりは逆効果だった。
「しかし、現にルカ殿は辛そうで」
「辛くなんてありませんっ」
なおも食い下がるがくぽに、ルカが声を重ねる。ルカの声は大きさこそ変わらないものの、強い拒絶の響きをはらんでいた。
思わずがくぽが言葉を失い黙ってしまうと、ルカははっとしたように口元を押さえ、居心地が悪そうにがくぽの方を振り返った。
「ごめんなさい……」
目線だけは絶対に合わせずに、ルカは暗い声で言う。
そのまままた背を向けてしまうと、ずんずんと歩いて行ってしまうので、がくぽは仕方なくついていく。
再び口をつぐんでしまったルカは、どこか辛そうな表情さえ浮かべていて、がくぽはその後何度ももう今日は帰ろうとルカに声をかけたが、ルカは何故か頑として首を縦に振らなかった。
そのまま商店街の中をあてもなく歩く。いろいろな店の前を通り過ぎるが、ルカがどこかの店に興味を示すこともない。
言葉のないまま並んで歩くのはとても居心地が悪くて、しかしなぜだかいつものように話しかけようと思ってもうまくいかない。
デート、という言葉に緊張でもしたのだろうか、がくぽは自分が情けなく思えた。
◇ ◇ ◇
ひたすら無言のまま、歩いて歩いて、かなりの時間が経った頃、空には夕暮れの気配が見え隠れし始めた。それと同時に、黒い雲が広がり始めているのも見える。
ルカの沈んだ心をそのまま映すように分厚く垂れこめる雲は、あっという間に頭上を覆ってしまう。
「……これは、ひと雨きそうでござるな」
がくぽの呟きと共に、ぱた、と大粒の雫がアスファルトの道の一点を濡らした。
そのままぱた、ぱたぱたと続いたと思えば、あっという間にザアアと本降りになる。
雨宿りの場所を探す暇さえ与えない雨に、すぐにずぶぬれになってしまう。
ああ、こんな日に、こんな時に降るなんて、と呆然と空を見上げたルカの手を、ぐいっと引く強い力。
驚いて振り向けば、困ったような怒ったような顔のがくぽが、普段にはない強引さでルカを引っ張っていた。
「ルカ殿、何をしている、こんなところで雨に濡れては、風邪をひいてしまうやも知れぬぞ」
がくぽはルカの返事も聞かず、ぐいぐいと手を引いていく。それにつられて後を追いながらルカが確かに感じたのは、夏場の蒸し暑さの中でさえ冷たい雨の中でも熱を失わない、確かな大きな手の感触。
水滴を弾きながら揺れる菫色の髪を追いながら、鼓動が高鳴ったのはきっと走ったからだと自分に言い訳できないほどに、ルカの胸の辺りでは無い筈の心臓が跳ねていた。
ようやくゆっくり雨宿りできる場所で、ルカとがくぽは揃って乱れた呼吸を整える。
そうして落ち着いて、そこでルカはがくぽが自分の腕を掴みっぱなしなことに気がついた。
思い返せば雨の降り始めからずっと掴まれていたのだと、自覚すると同時に反射的に腕を振り払っていた。
驚いたがくぽの手は、さっきまではあんなに強く握っていたくせに今はほとんど力が込められていなかったようで、思いっきり腕を振ったルカは、逆にその勢いにバランスを崩す。
「………っ!?」
「ルカ殿!?」
途端に足がずるっと滑る感覚がルカを襲う。雨に濡れた足元はどうやら相当滑りやすくなっていたようで、うまく足を踏ん張れず、ルカは倒れていく自身を感じた。
ああ、最悪だ。カッコ悪い。痛いだろうな。
一瞬にしていくつもの事が同時に頭をかけぬけて、衝撃に備えてルカは目をぎゅっと瞑った。
しかし、予想していた衝撃はいつまでたっても襲ってこない。逆に温もりに包まれて支えられているような感覚に、恐る恐るルカは目を開く。
「ルカ殿、大丈夫でござるか……?」
予想外に近くにあったがくぽの顔に、ルカは一呼吸の間を置いて赤面した。
とっさに伸ばした片腕で、しっかりと包む様にルカの体を支えるがくぽの表情は、常の鬱陶しいにこやかな顔とは全然違う、真剣な表情で、それがルカにはとても気恥かしかった。
そのまま抱き起こされるように、ルカは姿勢を戻した。
お礼を言わなければ、と不覚にもときめいていた心を鎮めようとするルカの傍ら、先に口を開いたのはがくぽだった。
「ルカ殿、今日はその、すまなかったな」
「だ、だからあなたは……」
咄嗟に反論しようと顔を上げたルカに、がくぽはどこか哀しい笑顔でかぶりを振り、ルカの言葉を遮った。
「最後まで言わせて欲しい。拙者は……今日は、緊張してしまっていたようだ」
「きん、ちょう、ですか」
「うむ。今までルカ殿とは出先で会うことはあったが、こうして、改めて一緒に過ごすことになったのは初めてだった故」
苦笑するような自嘲する様ながくぽの笑顔は、それでもなぜかルカの目には美しく映った。
「ルカ殿が辛そうにしているのは判っていたのに、拙者はそれでも隣に居させてくれる優しさに甘えてしまった。……何とも情けない」
「それは、違います、私が……」
その言葉を、哀しい、と感じたルカは、必死に反論しようとした。自分が嫌っているこの男を、どうして自分が庇いたいのか、ルカはよくわからなかったが、それは違うのだと心が叫んでいるようだった。
「私の方こそ、不快な思いばかりさせて……こんな、」
こんなつもりじゃなかったのに、と言う言葉は、胸につかえて出てこない。
そんなルカに、がくぽは優しい顔で言葉を返した。
「……ルカ殿と会うのは、雨の日が多いでござるな」
「……?」
「雨の日には、色はどこかくすんでしまう。けれどお主の髪は、こんな中でも鮮やかに揺れる」
言いながら、がくぽの手はそっとルカの髪を一房掬った。それを愛おしそうに撫でながら、瞳は真っ直ぐにルカの瞳を捕らえた。
「そして、お主の瞳は、澄んで光っている。……不快である、筈がない」
きっぱりと言い切ったがくぽに、ルカはかっと赤くなる。恥ずかしげもなくむず痒い言葉を紡ぐ目の前の男が恨めしく思えたが、不思議と不快ではないことに気づく。
今、がくぽの隣の居心地は、決して悪くなかった。
「……あなたが、雨男なだけでしょう」
返した言葉は、少しいつも通りの感じをつかめてきている。そう確信しながら、ルカはそっと鞄の中に手を伸ばす。
指先に引っかかるのは、菫色の小さな包み。
今日のために選んだもの。こんなところで渡す予定ではなかったが、今なら素直に渡せる気がして、いつものように「ルカ殿は手厳しいなあ」と苦笑している男に問いかける。
「……ところで、今日が何の日かご存じ?」
「……む、それは昨日カイト殿にも聞かれたのだが……?」
どうやら本気で思い出せないらしいがくぽに内心呆れ、しかし得意げにルカは包みをがくぽに手渡す。
「ルカ殿?これは……」
「お誕生日、おめでとうございます、がくぽさん」
そう言ってみれば、がくぽは瞠目の後、微笑み返してくる。
「かたじけない。……やっと、笑ったでござるな」
しかしその口から零れたのはルカにとって意外な言葉で、そこで初めてルカは自分が笑っていることに気がついた。
「ルカ殿は拙者の前では、仕事以外では口角を上げてすらくれなかったであろう?」
「そ、それはあなたがあまりにウザかったので……」
辛辣で率直なルカの言葉も、今のがくぽには効果がないようで、彼は余裕の笑顔を浮かべている。
「そういえば面と向かって名を呼ばれるのも初めてであったな」
「う、ぜ、前言撤回させていただいていいですか?」
改めて言われるのが恥ずかしくて仕方ないルカは、赤い顔で反論するが、がくぽは聞く耳を持たない。
「そうだ、このプレゼント、開けてみてもよろしいか」
「ど、どうぞ……大したものじゃ、ありませんけれど」
実に楽しそうに包みを開くがくぽを見ていることに耐えられなくなり、ルカはそっと視線を滑らせる。さっきはあれほど強かった雨脚が、いつの間にかすっかり小雨になっている。
がさがさと包装を解く音が止んだかと思うと、ふっと笑った気配にルカは視線を戻した。
がくぽは堪え切れないというように肩を震わせている。その掌の上には、茄子を模したガラス細工のストラップ。
その笑いに色々な含みがあることに気づいて、ルカはむっと食ってかかった。
「し、仕方ないじゃありませんか、私、他に思いつかなくて……!」
会話などまともにしてこなかったから、好みなんて想像もつかなかったし、誰に相談することもできなかったのだ。
「いや、そういうわけでは無いのだが……。これはもったいなくてどこにもつけられないな、と」
「嘘ですね、絶対それ馬鹿にしてる笑い方です!」
「気のせいであろう、ほら、雨もやんだことだし、そろそろ帰らなくては……」
「話を逸らさないでください!」
がくぽはさっさと雨上がりの道に足を踏み出している。ルカは抗議の声を上げつつもその後を追う。
確かに、さっきまでの雨が嘘のように綺麗な茜空に薄い雲が赤く染まりながらたゆたっている。
これから帰れば、きっとみんなで祝いと称して夜通し騒ぎ倒すのだろう。
しかし、どこか開き直ったこの態度が、どうにも気に入らない。
「ルカ殿、顔が赤いようだがいかがなされた?」
「夕陽のせいですわ!」
来年こそはこのいけすかない男をあっと言わせてやるようなものを贈ってやろうと、ルカは心に誓った。
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